BUYMAでの失敗談と海外輸入のリスク -その①-


2~3年程前になりますが、私は一時期「BUYMA」でファッション系商材の販売を行っていたことがあります。

今回はその時の失敗経験などを書いてみます。

もしこれからBUYMAで販売してみようと思う方や、個人輸入で商品を販売しようと思っている方は参考になれば幸いです。
※情報が古いので、現在の仕様とは異なる可能性があります。最新情報については公式サイト等でご確認下さい。

BUYMA(バイマ)って?

BUYMAは、日本にいながら世界中のファッションアイテムを簡単に安全にそしてお得に購入できる、海外ファッション通販No1サイトです。欲しい商品を注文すると、世界中にいるパーソナルショッパー(出品者)たちが日本に届けてくれるサービスです。

-BUYMA公式ページより抜粋-

簡単に言えばファッション専門の通販サイトですね。

普通の通販サイトと異なるのは、販売側も個人である場合が多いという感じでしょうか。特別な手続きは必要無く、登録さえすれば誰でも簡単に出品側に立つことができます。

そのため、個人輸入を始めたばかりの人などが気軽に参入できる場所となっています。

ちなみに『フリマ』とは違うので、勘違いして登録しない様にしましょう。

同じ感覚で出品したり取引を行うと、絶対に痛い目を見ます。(その辺は後述します)

そんなBUYMAですが利用した感触はどうかと言うと、Yahooショッピングや楽天市場と比較すると出品開始までのステップは格段に少なく、ヤフオクやフリマに比べると若干手間が掛かる。といった所です。

 
個人的に一番のメリットは『装飾に凝らなくても良い』所でした。

Yahooショッピングなどのショッピングサイトに商品を出す場合は、テーブルを使って説明を分かりやすくしたり、CSS等を駆使してページを鮮やかにしたりしないといけないと考えていたので、商材があってもいまいち参入する気になれませんでした。

デザインセンスは無いんです私・・・

しかしBUYMAは商品説明にHTMLが使用できないため、そもそもそんな装飾は最初からできない様になっています。(一部のみ使用可だったかもしれませんが忘れました)
つまり商品ページのデザインなんて何も気にせず、商品画像と最低限の商品情報さえあれば気軽に出品できるんです。これは非常に助かる仕様でした。

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BUYMAを知ったきっかけ

私はクラウドワークス等で受けた代行作業の中でBUYMAというサイトの存在を知りました。

当時はCSVなどによる一括出品ができなかったので、クラウドワークス等のサービスでは結構募集が立ってました。

というかまだたくさん「登録スタッフ募集」なんて投稿がクラウドソーシングサイト上に立っているということは、まだ実装されてないんですね。

一括出品が可能になると物量で一気に攻めるモラルの低い出品者が増えますから仕方無いですね。

BUYMAでは無いですが、

「海外のとあるサイトから商品を丸ごと2000点程Yahooや楽天に登録してくれ」

なんて依頼を受けた時はちょっと呆れましたね。

実際に内容は適当でも、とにかく数打てば利益が出るカテゴリなんで手法としてはアリなんでしょうけどね・・・

BUYMAに売り手側として参加してみた

代行作業を色々と行うことである程度知識も付いてきた所だったため、せっかくなので私もBUYMAに参加してみることにしました。

販売方法はもちろん「無在庫販売」です。

初期投資不要在庫を抱えるリスク無しとくれば、使わない手は無いですよね!

代行作業で実際に利益が上がる瞬間も見ていますので、同じ様にやれば失敗するはずがありませんからね。

・・・と、初めての個人輸入で不安もありましたが、この時はかなり楽観的にスタートしました。

しかしそんな不安もよそに、いざ初めて見ると思った以上に商品が売れることに驚きました。

・英文の商品名はGoogle翻訳
・商品画像はサイズだけ修正して元サイトからそのまま掲載
・適当にコピーしてきたテンプレート商品説明+最低限の商品情報

といった、今思えば「もっとうまくやれよ!」と言いたくなる様な雑な出品だったにも関わらず順調なペースで商品は売れていました。

正直こんな簡単に稼げて良いのか?と思う程簡単に稼げており、1日2時間ほどの作業を片手間でやっていたにも関わらず、開始2ヶ月程で月間15万円程度の”純利益”を出すことができていました。

そう、「純利益」です。売上げだけで言えば40万弱位じゃないでしょうか。

よくある「開始1ヶ月で○万稼ぐ方法!」なんて謳ってるサイトや広告は「無い無い。商売はそんな簡単じゃないから」なんて思っていましたが・・・。

・・・うーん・・・存在するんですね。

というか、ファッション系の商材については購入者の意識がザル過ぎるんだと思います。基本的に”価格を比較する”って考えが無い様に見えます。

まぁ電化製品などと違い明確に機種を特定する「型番」の様なものが存在しないので、調べ難いといえばその通りなんですが。

種類も豊富だし、他の店舗と全く同じものを数店取り扱ってても他の商品に埋もれて気付き辛い。結果的に価格競争が起き辛い。そこがファッション系商材が人気である理由の一つですよね。

私みたいに適当にやってこれだけ売れるなんて、他の商材ではまず無いですよ。

とまぁだいぶ調子に乗って売っていましたが、そんなバブルはいつまでも続かないんです・・・

海外輸入のリスクが徐々に出始めてきました。

BUYMAでの失敗談と海外輸入のリスク -その②-」に続く

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