まず先に書いておきます。
このツールは、
『無料(基本無料の課金制とかではない)』かつ
『申請不要(フォームはありますが自動応答です)』
で、誰でも使用可能です。
※動作環境には制限あり
途中に簡単な紹介や仕様の説明を挟みますが、「先にツールをダウンロードさせてくれ!」という方は目次から飛んでもらって構いません。
メルカリ用 出品支援ツールとは
メルカリ出品者向けのツールで、出品や削除、停止、再出品といった商品の掲載に関する作業をサポートするためのツールです。という事で購入者とのやり取りについてはサポートしていません。
タイトルの「ver2.5」の通り、実は今までにも「自動出品ツール」と名付けて色々作って来ていました。ですが、ここで名前を「出品支援ツール」と改めます。(バージョン番号は継続)
「自動出品ツール」と聞くと、商品を登録すれば自動的に出品を繰り返してくれる様なソフトをイメージしますが、これはちょっと違いますからね・・・。
これは出品や削除、再出品のスケジュールを決めてその通りに動作させるというだけのツールです。イメージ的には「マクロ」が近いかもしれません。なので「自動化ツール」はちょっと言い過ぎかなーと思い『支援ツール』と改めました。
では具体的にどういう仕様なのかを解説していきます。
ツールの外観
まずはツールの外観から紹介。
こちらがツールのメインとなるフォーム。起動時に表示されます。
そしてこちらが色々な設定フォーム。
上のメインフォーム内にある「設定変更」ボタンを押す事で表示されます。
ツールはこの2画面のみというシンプルな構成です。
「出品間隔」というのは出品後、次の出品までにどの位時間をあけるかという設定です。
「1出品に掛ける時間」は商品を出品するのにどの程度時間を掛けるかという設定です。
「なにこの設定?」と思うかもしれませんが、プログラムですからその気になれば数秒に1個の頻度で商品を次々に出品できるんです。ただしあまりにも速度が速いと、メルカリ側にツールを使っていると検知されてしまうので、こういった設定を設けています。(一応、メルカリは規約でツール利用禁止です)
多分、その他の使い方はなんとなーく分かってもらえると思うんですが、メインフォームの「リストシャッフル」ってなんぞやという様なのもあると思うので、細かい所はダウンロードファイルに含まれるマニュアルをご覧下さい。
(商品)データの登録の仕方
このツールで出品などを行いたい商品を登録する場合、「CSVファイル」を使用します。
そのため、CSVの編集が簡単に行える表計算ソフトなどがあると便利です。
OpenOfficeとかのフリーソフトでも構いません。
CSVのサンプルはこんな感じです。
設定可能な項目は全て網羅しています。
このCSVファイルは基本的に手動で作ってもらう事になるのですが・・・一応、設定変更フォーム画面の左下にある「出品中の商品を出力」というボタンを押す事で、現在あなたのアカウントで出品中の商品一覧をCSVにして出力する事が可能です。
出力したCSVは商品の処理方法(再出品や削除)だけ入力すればそのままツールに登録できる様に作られているので、既存商品の再出品とかであれば割とすぐに出来ます。
新規商品を登録したい場合でも、既存の商品データの名前と画像だけ変えるとかですぐにデータは作成できるんじゃないかなと。
その他、CSVに入力可能な値や制限などの詳細については、ダウンロードファイル内に含まれているマニュアルをご覧下さい。
とりあえず「どういう操作ができるか」だけ書いておくと、
・出品
・削除
・停止
・再出品(削除 ⇒ 出品)
・停止出品(停止 ⇒ 出品)
が行えます。
再出品などは2行にコピーして「1行目削除、2行目出品」とすれば同じ操作になります。ただし1出品ごとにインターバルを挟むので、再出品完了までの時間が延びますが。
「停止とか使ったこと無いんだけど」という方もいると思いますが、どうも1日あたりの「出品」と「削除」の回数でアカウント制限を掛けられるみたいな噂があって、削除の回数を増やすかわりに「停止」を代用する事で1日の出品回数を増やすとかなんとか。
事実かどうかは知りませんよ。私は別に気にした事も無いので。
でも停止だと「出品中の商品」一覧画面で停止商品の記録が大量に残ると思うんですが、その処理ってどうするんでしょうね。停止漏れの古い商品とかあった場合の管理とか凄い面倒になりそうな気が・・・
どうやって出品しているか?
仕組みについても簡単に説明しておきます。
具体的に言うとSelenium使ってブラウザを操作しているだけです。API叩いたりとか特別な事はしていません。なので、画面の隅っこでこっそりブラウザ開いて操作しています。
↓実際に動かしている場面はこんな感じです。
「Selenium使うならヘッドレスモード(非表示)でいいじゃん」
って分かる人ならそう思うかもしれませんが、ヘッドレスモードだとプロファイル読み込んでもログイン状態を維持してくれないんですよね・・・
ログインさせようとしても「reCAPTCHA」が障害になるので、非表示だとちょっと厳しい。
という事でログイン時のreCAPTCHA認証はユーザーにやってもらう様にしています。APIあるのは知っていますが有料ですしね。まぁ最初だけログインしてもらえれば次回以降はプロファイル読み込むだけで最初からログイン状態ですし。
「reCAPTCHA」ってなに?と思う方は、ログイン時にこんなものを見たことはありませんか?
一番最初に出品を行う時はこの認証を突破してもらいますが、Seleniumによるアクセスを検知しているからか結構時間掛かります。
解説についてはこんな感じですね。
ダウンロード
以下の内容に同意頂いた場合のみ、ダウンロード可能です。
迷惑メールフォルダに割り振られている場合がありますので、メールが届かない場合はそちらも確認してみて下さい。
不具合報告は本ページ最後にあるコメント欄か、メール等でお願いします。
更新履歴
最新版の告知はこちらで行います。
表示が更新されていた場合は画面を上にスクロール頂き、再度ダウンロードをお願いします。
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■2019/2/16(Ver2.51掲載)
2019年2月のWindowsUpdate影響に伴う不具合の修正。
コメント
こんにちは!自分もvbaで出品ツール作ってみましたが断念しました。あなたはすごいと思います。今後も参考にと言うよりツールを使わせてもらいます!
コメント失礼します。先日レイン様のメルカリ支援ツールをダウンロードしツールを起動仕様としましたが、起動しませんでした。win10、Framework4.5以上、Google Chrome最新版です。ver250.exeをダブルクリックしてもツールが起動しないのですが他に原因があるのでしょうか。お忙しいところ恐縮ですがご教授ください。よろしくお願いいたします
WindowsUpdateの影響に伴う不具合だったため、本日ツールの更新をさせて頂きました。お手数ですが、再度最新版をダウンロード頂きます様お願い致します。
れいん様。更新ありがとうございます。起動することができました。
こんにちは、私も副業でツールを開発しています。たまにサイトを拝見しています。
ツール開発側として、なんで無料なのかと思っていたら、規約6がミソですね。納得しました。
コメントありがとうございます!
そうですね。
有料だと手が出し難くなると思うので無料にしたのですが、多少なりこちらにメリットが無いと流石に出す意味が無いのでせめて情報収集でもという感じです。
ただ実際の所、データ数を見て利用状況を確認するだけでデータの中身自体はほとんど見てないんですよね。面倒で(笑)。
なのであまり懐疑的にならずに軽い気持ちで使ってもらえると良いかなーと思ってます。