※9/14追記
以前から販売されると噂だった「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミリーコンピュータ(通称:ミニスーファミ(SNES Classic))」の予約開始が9月16日に決まったそうですね。
何やら今回は、前回の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(通称:ミニファミコン(NES Classic))」の反省を活かして大量に生産されるらしく、米任天堂からも
「SNES Classicの生産台数はNES Classicより遥かに多くなるだろう」
という言葉があったとか。
前回のミニファミコンについてはニュースにもなりましたが、予約開始即完売。高額転売だらけという状況でした。
今回発売されるミニスーファミについては生産台数が増えるという事で、転売できない(需要台数を満たしてしまい売れない)可能性がありますが・・・さてどうなるでしょう。
前回のミニファミコンの場合を少し振り返ってみます。
ミニファミコンの販売状況
【ミニファミコン情報】
●定価:5,980円
●発売日:2016年11月
●タイトル数:30
●国内初週販売台数は26万台を記録
●2017年2月に全世界150万台達成のニュース
※この時点でもまだ品薄状態
●ネット上ではどの店舗も売り切れだが、実店舗では手に入る場合が多々あった
発売初期の頃から大体1万円前後での出品があり、2017年9月13日現在のAmazon価格も同程度。(中古だと8000円台)
続いて現在分かっているミニスーファミについての情報。
ミニスーファミの情報
【ミニスーファミ情報】
●定価:7,980円+税
●予約開始日:2017年9月16日
●発売日:2017年10月5日(木)
●タイトル数:21
●常時品薄状態解消のため、ファミコンよりも生産台数を増加予定
ファミコンに比べると2,000円程価格は上がっていますね。
発売後の転売状況はどうなる?
前回のミニファミコンの状況と大きく異なる点は主に以下の3つだと思います。
●価格アップ
●生産台数の増加
●転売される可能性の周知
それぞれ「転売者側の視点」で考えてみようと思います。
まずは販売価格の上昇について。
元々ミニファミコン、ミニスーファミを購入する人は『記念』や『コレクション』といった理由での購入がほとんどだと思うので、多少価格が上がった程度では影響無いでしょう。
しかし、保管用などで複数台購入する人にとってはこの値上げはちょっと躊躇するかもしれませんね。
転売屋にとっても単価が上がる事はちょっとリスクです。
続いて生産台数の増加について。
ファミコンが初週日本国内だけで26万、約3か月で全世界150万という状況。
スーファミはわざわざ生産台数を増やすと公言するからには、2倍以上には用意してくると過程して初回販売台数は日本国内50万台、全世界で100万台位?(その辺の計算は分からないので適当ですが・・・)
発売後から現在まで転売価格はほぼ1万円前後(約1.6倍)を推移している様ですが、本当に欲しければ1.6倍程度なら買うと思いますし、個人的にはネットで騒がれてる程品薄とは思わないかなー・・・
そして購買層はミニファミコンと被るとするなら、初回販売台数の時点で割と需要の大半は満たす事になりそう。
最後に転売される可能性の周知について。
ミニファミコンを発売後に買おうと考えてた人は、売切れ続出で購入できなかった原因を「転売勢の買占めのせいで買えなかった!悔しい!」と考える人が多いと思います。実際それもありますけどね。後は任天堂の生産数が単純に少なすぎたこと。
ネットでも色んな所でそういう話が取り上げられたお陰で、今回のスーファミについては「前日から張り付いてでも予約してやる」と思う人がかなり増えるはずです。
結果的に欲しい人の手に渡る可能性が高くなるので、転売しようとしても買ってくれる人は少なくなると思います。世の中転売嫌いが多いですからね。
転売価格について
ミニファミコンについて幾つかサイトを見たのですが、5,980円って税込なんですかね。
スーファミが「+税」って書かれてる所を見る限り外税だとすると、大体6,500円。仮にそれを10,000円で売るなら仕入れ値の約1.5倍で転売されていた事になります。
スーファミに同じ倍率を適用すると、
ミニスーファミ8,618円(税込) × 1.5倍 = 12,927円
8,600円で購入したものを10,000円で売っても利益率が低すぎて話にならないので、転売で出回るとしたら上記位の価格ですかね。
でも一つ前の項で書いた様に、既にある程度の需要は満たす事になりそうなので1.5倍の転売価格で購入される事はあまり無いと思われます。
転売屋同士の値下げ合戦が続いて・・・大体10,000~12,000円位の価格で落ち着くのかな。
例えばヤフオクで売ろうとする場合、落札された際に「8.64%」の落札手数料が出品者に請求されます。9,500円で落札された場合は手数料だけで820円程度もっていかれるという事ですね。
9,500 – 820 = 8,680円
となりますので、儲けは80円となってもはや転売になりません。
なので基本的に10,000円以下で出品される事は無いと思います。
・・・もしかしたら仕入れ過ぎたバカな転売屋が、失敗に気付いて在庫処分する可能性もありますけどね。
でも例え10,000円を切る価格で出品されていたとしても売れない気がするんですよね。
発売後も順次出荷するって言ってる時点で、少し待てば買えるのが分かりますし。
※9/14追記
色々調べてたら海外で先行予約販売された分は2万で取引成立してるケースがあるとか。(笑)
さすがに購入者はフライングし過ぎでしょう。成立といってもまだ予約確保分を譲りますよってだけなので、現物の受け渡しが行われるまではキャンセルの可能性もありますけどね。
実際の発売日までに予約受付を再開する可能性もありますし、この価格が基準になるとも思えません。
予約できなかった人はまだ様子見で良いと思いますけどねー
まとめ
多分まともに利益が取れないと思うので、転売目的で手を出すのはやめておいた方が無難な気がします。
一応予約は入れておいても良いと思いますけどね。
実の所、私も転売目的で買おうかどうか考えていた所だったのですが・・・この記事を書きながら考えていたら利益を出せる気がしなくなってきました。
でも一つ誤算があるとすれば、ミニスーファミの収録タイトルですね!
名作が揃い過ぎてて正直売れ行きの予想が付きません。ミニファミコンの数倍売れそうな予感・・・。
私自身ファミコンもプレイしていましたが、どちらかというとスーファミがど真ん中の世代だったのでミニスーファミは本当に欲しいです。(笑)
ゴエモン、神トラ、聖剣2、FF6、パネポン・・・うーんプレイしまくった思い出しかない。
個人的には後ロマサガがあれば完璧だった。
という事で今回は転売なんて考えず、自分の欲しい分だけ買うのが正解だと思います。ただし収録タイトルが素晴らしいのでもしかしたらもしかするかも・・・?という感じです。
どうするかは自己責任で!